ブンデスリーガ第3節が終わり、ドルトムントが無傷の3連勝をあげ勝点9で首位に立っている。
その中で新たな役割を与えられた日本代表MF香川真司と共にコンビを組むユリアン・ヴァイグルに注目が集まっている。
8日に20歳の誕生日を迎える若武者はどんな選手なのだろうか?『OPTA』の協力のもと紹介をして行こう。
史上最年少のキャプテン
1860ミュンヘン下部組織に14歳で入団したヴァイグルは2014年2月のインゴルシュタット戦でトップチーム・デビューを飾る。
同シーズンに14試合に出場し後半戦はレギュラーに定着、シーズンオフにはドイツU-19代表の一員としてU-19EURO優勝に貢献している。
迎えた2014-15シーズンの開幕、カイザースラウテルン戦ではキャプテンを務めた。U-19チームでも主将を務めていたとはいえ、18歳の選手が腕章をまくことはクラブ史上最年少記録であった。
しかし、その後チームメイトと夜遅くまで飲み、その席でクラブ批判をしたために処分を受ける。結局、クリストファー・シンドラーにキャプテンの座を譲ることになったが、シーズン24試合に出場とまずまずの結果を残している。
昨シーズン最終盤の5月からドルトムント入りが確実誌されていたヴァイグル、ドルトムントはセバスティアン・ケールが引退を控えており後任の確保が必要であった。そこで、新監督として就任を控えていたトーマス・トゥヘルが前もってチームに獲得をお願いしていたという。