『BT Sport』は「次期FIFA会長候補のシャイフ・サルマン氏は、2010年のニセトーゴ代表事件に関与したという話を否定した」と報じた。

今月末に行われる予定となっているFIFA会長選挙。UEFAの事務総長を務めるジャンニ・インファンティーノ氏が最有力となっている。

しかし、それに対抗するのがバーレーン出身のシャイフ・サルマンである。

アジアサッカー連盟(AFC)会長としてシャイフ・サルマンは先日アフリカサッカー連盟(CAF)との協定を結んだ。そして(表向き関連はないと言われているが)CAFからの支持を取り付けた。

CAF内でも20カ国ほどはシャイフ・サルマンへの投票を行うかどうかが分からないという表明をしているとも言われているが、インファンティーノ氏に対抗できるのは彼だけではないかと考えられている。

しかし、シャイフ・サルマン氏にはいくつかの疑惑が持ち上がっている。

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