DFロベルト・カルロス(1995-1996)→レアル・マドリー

彼がわずか1シーズンでサン・シーロを後にしたことについて、インテルファンが責めることができるのはたったひとりの人物だけだ。それは現イングランド代表監督ロイ・ホジソンである。

レアル・マドリーに移籍したロベカルは、白い巨人において10年ほど左サイドバックのファーストチョイスとなった。そんな彼はホジソンとの関係について、『FourFourTwo』でこう明かしている。

「インテルでの問題はホジソンだった、ロイ・ホジソン。彼は僕にFWとしてプレーして欲しがっていた。DFだったのに。マッシモ・モラッティ(当時会長)に話して、彼がその件を解決できるか見定めた。すぐにはっきりしたよ。唯一の解決策は出ていくことだった」