ポルトガル人MFティアゴ・メンデスが骨折により3か月ほど離脱する見込みのアトレティコ・マドリー。

この1月にはリーベル・プレートからMFマティアス・クラネビッテルが加わるほか、セルタのアルゼンチン人MFアウグスト・フェルナンデスの加入もほぼ決定的と伝えられている。

その一方、この冬にチームを離れる可能性がある選手について、『as』が伝えている。

候補者1人目は、19歳のフランス人DFルーカス・エルナンデズ。フランスU-20代表でもあるエルナンデズは今夏契約を2019年まで延長したばかり。

今季リーガでの出場はなくコパで2試合プレーしたのみだが、本人的にはディエゴ・シメオネ監督のもとで成長したいという思いがあり、残留を希望している。

とはいえ、ディエゴ・ゴディン、ホセ・ヒメネス、ステファン・サヴィッチといった実力者がいるため、どうしても出場機会は限られる。彼にはスペイン内外のクラブからオファーがあるそうで、ローンを含めて検討されることになりそうだ。彼の代理人がクリスマス休暇明けにクラブ側と会談を行う予定だとされている。

もう一人の候補者は、ブラジル人左サイドバックのギリェルメ・シケイラ。

彼に対してはこの夏、古巣でもあるベンフィカが興味を示していたが、本人が残留を選んだ。だが、チェルシーから復帰してきたDFフィリペ・ルイスの影響により、出場数が激減。この冬に新天地を求めることになっても不思議ではない。

中盤でも、若手のトマス・テイ・パテイ(22歳)とサウール・ニゲス(21歳)が同じように出場機会が少ない。ただ、彼らの場合はティアゴの離脱によって、プレータイムを得るようになっている。

とはいえ、クラネビッテルとアウグスト・フェルナンデスが中盤に加わることになれば、その状況も変化する可能性がありそうだ。放出されるにしろ、ローンという形になりそうだが、果たして…。

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