『Corriere dello Sport』は「前ロシア代表監督のファビオ・カペッロ氏は、ローマに復帰するという噂を完全に否定した」と報じた。
かつて2000-01シーズンにローマを率いてセリエA優勝を果たしたカペッロ。今年ロシア代表を退任してからはフリーエージェントとなっている。
古巣であるローマにルディ・ガルシア監督更迭の噂が流れる中、その後任候補としてメディアで名前があがっていたものの、その可能性については「ノーチャンス」と話した。
ファビオ・カペッロ
「それは明らかにノーチャンスだ。私がローマに戻るという話はね。
なぜなら、私はそこで共に成し遂げたものに対する素晴らしい記憶があるからだ。なにより、私は『スクデットを取った監督』と覚えておいて欲しいからね。
ローマが素晴らしいものを成し遂げられることを願っているし、チャンピオンズリーグではレアル・マドリーを破って上に進むことを望むよ。
ルディ・ガルシアはこの2年の間良くやってきた。彼は今難しい時間を過ごしているが、それは全てのマネージャーにとって訪れるものだ。栄光の時も、困難な時も。
誰もがそれを受け入れなければならないし、慎重に考え、何故それが起こったかを理解しなければならない。
多くの場合、それは怪我人であったり、選手が調子を崩していたりする。それがおおよそ問題の原因だ」