7月14日、ロシアサッカー連合は「代表監督を務めているファビオ・カペッロ氏との契約を相互の合意の元で解除した」と公式発表した。

2018年にワールドカップの開催を控えているロシア。年700万ユーロ(およそ9億5000万円)とも言われる超高額の報酬でファビオ・カペッロ監督を引き入れたものの、現在行われているEURO2016予選ではオーストリア、スウェーデンを相手に後れを取りグループ3位に低迷している。

また、巨額の契約は経済難に見舞われているロシアにとっては大きな負担となっており、昨年から給与の支払いが滞り、アーセナルの第二株主であるアリシェル・ウスマノフ氏が肩代わりして支払っている状態となっていた。

なお、後任については未定となっているものの、メディアではCSKAモスクワのレオニド・スルツキー監督と契約する可能性が高いと言われている。

ちなみに、『Daily Mail』の報道によれば契約解消に伴う違約金は1100万ポンド(およそ21億円)になるとのこと。

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