2015年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でビンズオンはグループリーグ敗退、ハノイT&Tはプレーオフで敗退しており、早々に姿を消している。

ビンズオンのグエン・テー・フアン会長は、

「アジア枠の選手を探す際、契約条項にシーズン半ばで解約する可能性があると盛り込んだら、レベルの高い選手を連れてくることは不可能だ。

選手にとっても、僅か2、3数か月でクラブを追われて、新しい所属先を探す心配をしなければならず、集中できる環境ではない」

と語った。

ここまで現行のアジア枠で選手を獲得するビンズオンの例を紹介したが、Vリーグのクラブが他の東南アジアのクラブとの競争力を保つためには、やはりリーグ全体で同枠を導入する必要があるように思える。

現状では、外国人枠が2人しかないため、各クラブの補強ポイントは大柄なFWかCBに絞られ、どこも外国人頼みのロングボール主体のサッカーに終始している。もしアジア枠を導入して、日本人や韓国人の選手が増えれば、単調なサッカーから脱却できるきっかけになるかもしれない。

(C) bongda+

記事提供元:「外国人排斥でガラパゴス化が進むVリーグ、アジア枠を新設すべきか?@Vietnam Football

【厳選Qoly】サガン鳥栖MF長沼洋一「WBが嫌だった」から始まった武者修行…川井健太監督との出会い、苦節8年目での二桁ゴール(インタビュー)

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら