『France Football』は「イタリア・セリエAのミランは、パリ・サンジェルマンのGKサルヴァトーレ・シリグの獲得に乗り出している」と報じた。

今世界で最もGKの話題が溢れるクラブと言えるACミラン。経験あるディエゴ・ロペスをサブに落とし、守護神に抜擢されたのはわずか16歳のジャンルイージ・ドンナルンマであった。

これによって空気が変わったミランは調子を上げており、上位に食らい付くだけの結果を残してきている。

しかし、その一方でミランは実績ある選手を引き入れることも考えているようだ。

パリ・サンジェルマンに所属しているサルヴァトーレ・シリグは、ドイツ代表GKケヴィン・トラップが加入したことによって今季出番を失っている。

彼はEURO2016への出場を目指しており、なんとかチャンスが得られるクラブへと移籍したいという希望を持っているとのこと。

彼に対してはイングランドのニューカッスル・ユナイテッド、アストン・ヴィラも興味を示していると言われている。

金銭的には難しい相手といえるが、残留争いではないという点、自国のクラブでチャンスを得られるという点ではミランにアドバンテージがある。

金銭的な問題については、2年前の監督であるクラレンス・セードルフ氏がQPR、あるいはオランダ代表で指導者に戻る可能性が『Tuttosport』によって示唆されている。

これによって契約が解除された場合は、ミランは残っていた給料の支払いから脱却することが可能となる。

とはいえ、セードルフ元監督との契約は2016年夏までであるので、1月に決まったとしても半年分の125万ユーロ(およそ1.6億円)程度になるはずだ。

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