7月9日、『L'Equipe』は「パリ・サンジェルマンに所属しているイタリア代表GKサルヴァトーレ・シリグは、セリエAへの復帰を選択する可能性がある」と報じた。

パリ・サンジェルマンは先日アイントラハト・フランクフルトからドイツ代表GKケヴィン・トラップを獲得した。

さらに元フランス代表GKニコラ・ドゥシェズとの契約を2年間延長しており、ファーストチョイスに値する選手が3名所属している状態にある。

2011年にパリ・サンジェルマンに入団したシリグは2018年までの契約を結んでいるものの、ケヴィン・トラップの獲得にフラストレーションを溜めており、代表者を経由してクラブに移籍希望を出しているという話もある。

記事によれば、そんな状況の彼に入札を行っているのはイタリア・セリエAのローマ、そしてスペインのバレンシアであるという。

特に前者は既に1100万ユーロ(およそ15億円)で最初の入札を行ったものと考えられており、高齢化しているモルガン・デ・サンクティスの後釜としてイタリア屈指の能力を持つシリグの引き入れを求めているようだ。

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