先月25日、ミランのトップチームデビューを果たした驚異の若手GKジャンルイジ・ドンナルンマ。
ディエゴ・ロペスのコンディション低下により急遽サッスオーロ戦で先発出場を果たしたこの選手は、1999年2月25日生まれの16歳である。16歳242日でのセリエA出場はGKとしては史上最年少記録であり、ミランプリマヴェーラ出身の大器である。
16-year-old goalkeeper Gianluigi Donnarumma started for @acmilan today. He was born in 1999. pic.twitter.com/9i8HhCXTFX
— ESPN FC (@ESPNFC) 2015, 10月 25
16歳にして196cmという体躯を誇るドンナルンマ。先日は飛び級でU-21イタリア代表にも選出しており、国内での評価も上々である。
そんなドンナルンマは件のサッスオーロ戦に出場したあと4試合連続でゴールマウスを守っており、その結果は3勝1分と無敗を継続中。唯一勝利に失敗したのが先週末に行われたアタランタ戦であったのだが、この試合でのドンナルンマのパフォーマンスが素晴らしかった。
ルーカ・チガリーニとアレハンドロ・ゴメスに至近距離から2本シュートを放たれるもこれを見事に弾き、その後アルベルト・グラッシのシュートにも決死のセービング!16歳とは思えぬ堂々としたプレーぶりである。
この試合で活躍したドンナルンマに対し、『Gazetta World』はレーティングでチーム最高位となる「7.5」をつけている。
また、「トップチームに躍進して以来、継続した活躍を見せている。2つの場面でアレハンドロ・ゴメスのシュートを2つ防いだ。チームの勝ち点をもたらした」とポジティブなコメントでそのプレーを称賛した。