リオネル・メッシが長期離脱を強いられるなか、バルセロナを支える“S”と“N”――。
もちろんその2人は、ルイス・スアレスとネイマールである。
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— FC Barcelona (@FCBarcelona) 2015, 11月 5
両選手はここまで得点を量産しており、全コンペティションであげたゴール数はスアレス12、ネイマール11。バルセロナの総得点の2/3近くをこの2選手が記録しており、まさにチームの「生命線」となっている。
そんなこのセットは、4日に行われたUEFAチャンピオンズリーグBATEボリソフ戦に揃って出場。ともにゴールをあげ、さらにはお互いのゴールにアシストし合うという相変わらずの相性の良さを見せた。
そんなこの試合で生まれたルイス・スアレスのゴールが、なかなか玄人好みのものだった。改めて見てみよう。
1-0で迎えた60分、BATEの攻撃を凌いだバルセロナはカウンターを開始。するとセルヒオ・ブスケツを経て左サイドに張っていたネイマールへとボールが渡るのだが、ここからいとも簡単にゴールを奪って見せる。
Goal Suarez vs BATE. pic.twitter.com/ZSmlnZQOB9
— Barca Galaxy (@barcagalaxy) 2015, 11月 4
ネイマールが中で待っていたスアレスへとグラウンダーのパスを送ると、あっと言う間に追加点をゲット。またもや“S”と“N”でゴールを割った。
このゴールは、特段スペクタクルなものではない。かつて、アンドレス・イニエスタがチェルシー戦で決めた劇的なものでも、昨シーズンにリオネル・メッシがジェローム・ボアテングを“アンクルブレイク”させたようなスペクタクルさもない。
しかし、このゴールにはスアレスがスアレスたる所以が隠されている。