PSGでプレーするブラジル代表MFルーカス・モウラが、自身のアイドルなどについて語ったと『France Football』が伝えている。

渡仏した当初は少し難しい日々を過ごしたというルーカスだが、今ではパリでの暮らしは素晴らしく、本当に幸せだという。そして、自らの好きな選手についてはこう述べたそうだ。

ルーカス・モウラ(PSG MF)

「僕のアイドルはジネディーヌ・ジダンさ。彼がブラジルを最も泣かせた男だということは分かってる。僕ら(ブラジル代表)と対戦した時、彼は僕らをとても痛めつけた。1998年と2006年(のW杯で)…。でもそれでも僕のアイドルだった。僕が見た中で最強の選手さ。全てのブラジル人より上回っている」

1998年フランス大会では決勝で、2006年ドイツ大会では準々決勝でいずれもブラジルはフランスに屈している。その時レ・ブルーの中心だったのは10番ジダンだった。

サンパウロとブラジル代表で数々のクラッキたちを見てきたルーカスがどんなブラジル人より上だと語るほどなので、相当なファンなのだろう。体格やプレースタイルはあまり似ていないが、足元のテクニックなどを学んだのかもしれない。

ちなみに、同紙ではこのインタビューの採点も行っており、それがなかなか面白い。

なんでも、ルーカスの自宅で1時間ほどインタビューをしたそうで、インタビュアーとの相性は9/10。ジョークや笑いに溢れていたが、時折言語の面で落とし穴があったという。とはいえ、ルーカスはほぼ完璧なフランス語を話したそうだ。

また、彼が答えなかった質問はゼロ。インタビュー中に時計を見た回数もゼロ。さらに、ルーカスは取材陣が帰る際には通りまで送り、ドアを自ら開けて固定することまでしてくれたとか。このブラジル人は楽しませるやり方を分かっている、と記事は締めくくられていた。

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