2. 歓喜まで一歩のウェールズ、運命のボスニア戦へ

【グループB】

見どころ:ウェールズは初のEURO出場を決められるか

グループBで快進撃を続け、ついにはFIFAランキングでトップ10入りを果たしたウェールズ。プレーオフ圏となる3位以上を確定させており、悲願のEURO初出場まであと1勝と迫っている。

立役者はもちろんエースのギャレス・ベイル。しかし、ベイルだけではなくアシュリー・ウィリアムズやジョー・アレン、アーロン・ラムジーといった選手たちも柱となっており、組織として完成されたチームになっている。

そんなウェールズが次節挑むのは、2014年ワールドカップに出場しつつも、今予選ではピリッとしないボスニア・ヘルツェゴビナだ。エディン・ジェコが負傷しているとはいえ、強力なアタッカーを揃えており簡単な試合にはならないはずだ。

他会場の結果次第では、この試合に敗れても本戦出場が決定するウェールズ。しかし、このボスニア戦に勝利すれば無条件で勝ち抜けが決定する。

ウェールズ対戦カードは以下の通り。

10月10日

ボスニア・ヘルツェゴビナ 対 ウェールズ

10月13日

ウェールズ 対 アンドラ

故ギャリー・スピード前監督に本戦出場の報告ができるだろうか。

イスラエル、ボスニア、キプロスの3位争いももちろん見逃せない。

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