トム・ドゥーリー
(フィリピン代表監督)
「(チームを構築する上では?)
私は最初に彼らに言ったんだ。『私は、皆が互いのためのに働くチームを作りたい』と。ボールを貰いたい選手が欲しい。責任を持てる選手が欲しい。
彼らは多くのミスを犯すが、それから学んで欲しい。そして、サッカーがしたい。キック&ラッシュだけではなくね」
「(代表チームの大部分は海外生まれの選手だ。フランス代表に選ばれたアルフォンス・アレオラもフィリピン国籍を持っている)
フランスによって起用されないならば、彼は『おそらくフィリピンなら可能性はある』と思うだろう。
2,3,4名のイタリア生まれの選手がいて、彼らは18~19歳。そしてインテルのようなクラブに所属している。彼らがイタリア代表に入らないのならば、フィリピンの代表になってワールドカップを目指そうと考えるかもしれない」
「(今月は北朝鮮戦がある)
もちろん、我々は勝つ可能性がある。ドイツにだって勝てないとは決して言わないよ。彼らに運がなく、我々が100%フィットして幸運が舞い降りることだってある。サッカーには全てがあり得る」
「(フィリピンの進化は?)
全てはステップ・バイ・ステップだ。アメリカがサッカー国家になるまでに20年を要した。それだけの時間がフィリピンでもかかるだろう。我々は第二のアルゼンチンになれるかもしれないと気付くために」
フィリピン代表監督「我々は第二のアルゼンチンになれる」
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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