16日、いよいよ2018年ワールドカップに向けたアジア予選の初戦を戦う日本代表。

ロシアに向けた日本の戦いはここからスタートするわけだが、今日から遡ること5日前、日本の血が流れるある選手の挑戦がすでに始まっていた。

フィリピン代表として活躍する佐藤大介である。

1994年9月20日生まれの佐藤はフィリピン人と日本人のハーフ。

浦和レッズのユースチームで育った後仙台大学でプレーし、2014年にフィリピン代表デビューを果たす。昨年行われたスズキカップ(東南アジアサッカー選手権)にも出場しており、このほど行われた2018年ワールドカップアジア2次予選のバーレーン戦に先発出場した。

背番号11をつけ、先発フル出場を果たした佐藤。

試合は2-1でフィリピンが勝利しており、日本代表より少し早くにW杯予選の白星をあげていたようだ

ちなみにこの試合は、AFCアジアカップの公式Youtubeチャンネルでフルマッチ動画が視聴できる。

試合の様子は選手入場から確認できるのだが、フィリピン国歌が流れると佐藤は右手を左胸のあたりに置き静かに国歌を聞いていた。

なお、この試合のレフェリーは飯田淳平であった。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介