5月30日、2014年度AFCチャレンジカップの決勝戦が開催された。1-0でフィリピンを破ったパレスチナが優勝を飾り、歴史上初のアジアカップ出場権を獲得することに成功した。

予選グループDでは地元ネパール、実績のあるバングラデシュを抑えて首位に入り、本大会に進出したパレスチナ。本番でも同じくホスト国のモルディブを抑えて決勝トーナメントに進出し、南アジアの強豪アフガニスタン、東南アジアの雄フィリピンに連勝。

この結果、西アジアサッカー選手権にも勝ったことがないパレスチナが、来年1月にオーストラリアで開催されるアジアカップ本大会の最後の出場権を獲得することになった。


ジブリール・ラジュブ パレスチナサッカー連盟会長 

「全てのパレスチナ人、そしてアラブ人は、この結果を誇りにするべきだと思う。パレスチナは安定したシステムも、質の高いクラブのリソースも持っていない。 私はこの快挙を手にするために支援してくれた全ての人に感謝したい。選手たち、テクニカルスタッフ、監督に。モルディブから戻ったら、素晴らしい祝賀会の準備をしようと思う。

我々はこれからアジアカップ本大会に向けての準備を始めるだろう。ゲストとしてプレーするつもりはない。最良の結果を得るために、出来るだけのことをして望むつもりだ」


アジアカップ本大会グループリーグの組み合わせは以下の通り。

グループA:

オーストラリア(開催国)、韓国、オマーン、クウェート

グループB:

ウズベキスタン、サウジアラビア、中国、北朝鮮

グループC:

イラン、UAE、カタール、バーレーン

グループD:

日本、ヨルダン、イラク、パレスチナ

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介