10月に行われる2018年ワールドカップのアジア2次予選に向け、23名の日本代表メンバーを発表したヴァヒド・ハリルホジッチ監督。

会見は日本サッカー協会のYoutube公式チャンネルで生中継されたのだが、今回はその代表メンバー発表会見の全文をお届けしよう。

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※できる限り口語のまま掲載

霜田 正浩(日本サッカー協会技術委員長)

「皆さん、こんにちは。霜田でございます。

ワールドカップの2次予選も折り返しのゲームとなりました。グループ首位のシリアをしっかり叩いて勝ち点3を勝ち取って帰ってきたいというふうに思っています。

それができるメンバーを監督がきちんと選考し選びましたので、後ほど監督から報告していただきます。

その後に国際親善試合がイランとやります。なぜイランとやるかという理由が二つあります。

まず一つは、強い国とアウェイでやりたいと。テストマッチとはいえ、ワールドカップに出場まで無駄にできるテストマッチは一試合もありませんので、なるべく強い相手とアウェイでやることによって普段見えなかったことがちゃんと見えてくる、ということは現場、監督のリクエストもありまして、強い国とアウェイでできる環境を探していました。

それともう一つは、一試合目から二試合目までに長距離の移動を強いる必要がないということです。マスカットからテヘランまで2時間弱のフライトで済みますので、シーズン中の選手のコンディションを考えると、ここで長距離移動を強いるよりも、コンディションの良い状態で二戦目も良いテストマッチができればな、と思っています。

一戦目同様二戦目も親善試合ではありますが、必ず勝つことを前提に良い試合をやりたいなと思っています。

それからこのフレンドリーマッチのところは日本に帰ってきて親善試合をやるという選択肢もありました。ただ、現場の強い国とアウェイでやりたいという意向を最大限に優先させていただきましたことを関係者の皆様に感謝申し上げたいと思います。

以上です」

ヴァヒド・ハリルホジッチ(日本代表監督)

「コンニチハ。

今から、10月にやる選手のリスト発表をします。

シリアはオマーンのマスカットでやります。5日後にテヘランでイランと試合をします。

霜田の方からすでに我々の目的は発表してくれました。とにかく勝利を続ける、と。特にアウェイでの試合はそうですね。

おそらくこの試合が一番難しいのではないかと思います。今年の試合ですけども。

シリアは今のところ我々のグループの1位。このグループ戦を彼らは上手くスタートしました。3戦3勝ですね。13得点で失点は0。我々にとっては非常に難しい試合になると思っています。

しかし、日本代表は素晴らしいクオリティと経験があります。我々もしっかり自信を持って我々の道を続けようと。そして、勝利を続けようと思います。とにかく勝つ。毎回、可能性がある限り勝ちます。この勝利の文化を我々は植え付けたいなと思っています。

そして、さらに自分たちに自信を持って、もちろん相手はリスペクトしなければいけませんが、自分たち自身にもリスペクトして戦っていきたいなと。

そして、ラグビーの監督の話もしなければいけません。

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