マルセリーニョ・パライーバ(40歳)
ブラジル全国選手権では、過去の記事でも取り上げた元バイエルン・ミュンヘンのMFゼ・ロベルト(41歳)が頑張っているが今回はマルセリーニョ・パライーバに着目したい。
2002年ワールドカップ予選では元・柏レイソルFWフランサと共に予選落ちの危機にあったブラジル代表の救世主として活躍した。
攻撃的なポジションならどこでもこなし、ドリブル、クロス、シュートとどれをとってもこなせてしまう万能手。ヘルタ・ベルリンではチームの王様として奇抜な髪色だけでなく記憶・記録に残る選手だった。
マルセイユ、ヴォルフスブルクなど海外の名門チームでプレー経験があるが、ここ5年の主戦場はもっぱら国内。今春にジョインヴィレへ加入しブラジル全国選手権でプレーしている。
ホジェリオ・セニ(42歳)
南米では、40歳を越えるゴールキーパーは珍しいことではなくなっている。アルゼンチンではオスカル・リミア(40歳)、ウルグアイにはホルヘ・コントレーラス(44歳)などが現役で活躍している。
中でも、ゴールマウスを守るだけでなくフリーキック、ペナルティキックでも力を見せることの男を取り上げないわけにはいかないだろう。
サンパウロの背番号1として奇抜なユニフォームでも知られたホジェリオ・セニ、2005年の全国選手権ではゴールキーパーでありながら二けた得点を記録している。