『Romanews』は「パリ・サンジェルマンに所属しているフランス代表DFリュカ・ディーニュは、メディカルチェックを受けるためにローマを訪問している」と報じた。

リュカ・ディーニュは1993年生まれの22歳。リールの下部組織で育成された左サイドバックで、2011-12シーズンにトップチームでデビューしてから18歳でレギュラーを獲得するなど大きな期待を集めていた選手である。

しかし2013年にパリ・サンジェルマンへ1500万ユーロ(現在のレートでおよそ20.4億円)で移籍してからは、同じポジションのブラジル代表DFマクスウェルの存在が大きく、シーズンを通して安定した出場機会を得られない状態が続いた。

そのため今夏はチームに対して退団を認めてくれるよう要請していたと言われており、かつて彼をプロの舞台に引き上げたルディ・ガルシア氏が率いるローマに移籍するのではないかと報じられていた。

なお、ローマとの契約については1年のローンで、手数料は150万ユーロ(およそ2億円)。購入オプションの額は1650万ユーロ(およそ22.4億円)になると推測されている。

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