7月17日、フランス・リーグアンのパリ・サンジェルマンは、公式サイトで「リールからフランスU-20代表DFリュカ・ディーニュを獲得した」と発表した。
なお契約期間は5年。詳しい条件については明かされていないものの、レキップ紙の報道によれば移籍金は1500万ユーロ(およそ19億円)、給与は月額25万ユーロ(およそ3200万円強)であるという。
リュカ・ディーニュは1993年生まれの19歳。リールの下部組織出身で、若くしてプロデビューを果たしレギュラーに定着。昨季はリーグ33試合に出場し3ゴールを記録、すでにチームの中心選手となっていた。先日トルコで行われたU-20ワールドカップにも参加し、フランスの初優勝に貢献している。
彼に対してはPSGだけでなくモナコからも熱烈なオファーがあると報じられていたが、本人がU-20ワールドカップ終了まで去就は決めないとの意向を持っており、先延ばしになっていた。
パリ・サンジェルマンは今夏シャカ・ティエネ、シルヴァン・アルマンと2名の左サイドバックを放出しており補強が確実視されていた。とはいえ、ディーニュにはそれでもマクスウェルとのポジション争いという厳しい戦いが待っている。