23日、京都FAカップ2015の決勝、立命館大学対SP京都FCの試合が西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場で行われた。

天皇杯の京都府代表決定戦でもあるこの大会。決勝トーナメントには社会人代表チーム、JFLチーム、大学代表チームの3クラブが出場しており、決勝戦に進出したのが立命館大学とSP京都FCだった。

試合は1-1で後半へ。後半にも両チームが1点ずつをあげ2-2の同点になっていたのだが、試合終了間際の84分、途中出場のFW佐々木宏太がゴールをあげ3-2で立命館大学が勝利。これにより第95回天皇杯に出場する京都代表チームが決定した。

この日は京都以外にも全国26都道府県で決勝が行われ、47の代表チームが全て揃った。日本サッカー協会はその全結果を掲載しており同大会の1-3回戦までの組み合わせを発表しているのだが、その中にちょっとおもしろいカードがあった。

今回京都代表に決定した立命館大学の1回戦の対戦相手が、京都サンガであるというのだ。

ともに京都を拠点とするこの両チーム。天皇杯の1回戦では他にもセレッソ大阪がFC大阪と、モンテディオ山形が山形大学医学部と相見えるなど地元対決はそう珍しくないのだが、実は京都サンガと立命館大学を設置する学校法人立命館は提携関係にあるのだ。

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