京都サンガと学校法人立命館は、2006年より「スカラーアスリートプロジェクト」をスタートさせている。
これはアンダー世代の育成プログラムの一つであり、京都サンガU-18の選手が立命館宇治高校に入学できるというもの。文武両道を目指したプログラムで、立命館宇治高校から立命館大学への内部進学も可能である。
実際、ヤングボーイズに所属する久保裕也や、この夏レッドブル・ザルツブルクへと移籍した奥川雅也はこのプログラムで立命館宇治高校へと進学しており、立命館大学に在籍する学生の中にも、京都サンガU-18でプレーした選手が少なくないのだ。
立命館大学サッカー部こ公式HPを覗いてみると、京都サンガU-18出身の選手が6名いた(3年、4年生のみ)。もちろんこれらの学生全員が「スカラーアスリートプロジェクト」出身であるとは限らないが、このプログラムで立命館大学に進学した選手も0ではないはずだ。
いずれにしても、提携関係にある両者の対戦が天皇杯でいきなり見られるなんて、ちょっと興味深い話であろう。
第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会の1回戦、京都サンガ対立命館大学の試合は、8月30日(日)午後6時より西京極総合運動公園陸上競技場兼ね球技場でキックオフ。
【外部リンク】京都サンガFC - スカラーアスリートプロジェクト