レッドブル・ブラジル
2007年11月にレッドブルによって誕生したグループ第3のクラブ。州選手権4部からのスタートであったが、マウリリオ、ジウマール・フバといった選手を補強し8年でうなぎのぼりの昇格を見せている。現在は、州1部、ブラジル全国選手権4部を戦っている。
元浦和、新潟のエジミウソン、元FC東京のリチェーリが少し前までプレーしていた。また、2013年には元ヴェルディ川崎でDFとしてカルト的な人気のあったアルジェウが指揮、日本人こそいないが馴染みのある顔ぶれがちらりほらり見られる。
RBライプツィヒ
2009年にドイツ5部相当のSSVマルクランシュタットのライセンスを購入し新たに発足した。ここ6シーズンで5部のオーバーリーガからレギオナルリーガを経てブンデスリーガ2部にまでとんとん拍子に昇格を果たしている。
ドイツでは、スポンサーをチーム名に含むことができないなどの細かい規定があるため「RB」とレッドブル(Redbull)を略した文字を冠にしている。
しかし、ロゴに関しては他クラブチームとあまり変わらず。ザンクト・パウリは画像のように対戦の度にRBライプツィヒのクラブロゴを掲載せず「LEIPZIG」とのみ掲載するなどあまり芳しく思っていない様だ。
日本人で在籍した選手はいない。レッドブルグループになってからハンブルガーSVで高原と同僚であったインゴ・ヘルツシュや元スイス代表GKファビオ・コルトルティといった経験豊富な面々が加入している。
いかがだっただろうか?
現在、世界中に4クラブを持つレッドブルだがここ5年は新たな動きを見せておらず、リーズの買収も否定してきた。それだけに、スポンサードと買収という違いはあるがセレッソ大阪への投資は久々の大型案件と言える。いずれのクラブも、1部の強豪へと成長させようと大補強を敢行し成長を見せている。セレッソ大阪も育成のクラブからどう変化が訪れるのか、興味深く見守っていきたい。