8月21日、『Sky』や『Sportmediaset』は「イタリア・セリエAのユヴェントスは、ボルシア・ドルトムントのアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリャンへの入札を更新した」と報じた。
以前からユヴェントスのターゲットの一人であると言われるムヒタリャン。リヴァプールも狙っていると言われており、マーケットの注目選手の一人であった。
しかしボルシア・ドルトムント側は売却を拒否しており、移籍金についても比較的高額になっているものと考えられていた。
ユヴェントスも以前2000万ユーロ(およそ27.2億円)の入札を行って断られているとのことだが、既に今回代理人との接触を行っており、更に増額されたオファーを送る準備を整えたとのことだ。
また、『Sportitalia』は「ユヴェントスは、チュニジア代表DFアイマン・アブドゥヌール(モナコ)との交渉をスタートさせている」と報じた。
現在モナコで試合に出ていないアブドゥヌールは様々なクラブとの噂が流れているものの、まだ具体的な進展は聞かれていない。
価格は2500万ユーロ(およそ33.9億円)であると推測されており、ユヴェントスだけでなくバルセロナなども興味を示していると言われているのだが、彼の代理人が比較的情報を流すタイプの人物であるため、今一つ信用ならないところもある。
そして、『Sportmediaset』は「シャルケ04に所属するユリアン・ドラクスラー獲得に向けた交渉に進展があった」と報じている。
交渉があることは既に公然の秘密となっており、シャルケ側も放出を否定してはいるが適切な価格ならば売却するだろうと予想されている。
21日朝にユヴェントスはオファーの金額にボーナスを加えてシャルケを説得しにかかっており、これまで以上に突っ込んだ話し合いが行われているようだ。
そして『Tuttosport』はさらに大きな話を報じている。ユヴェントスは最後にイスコ(レアル・マドリー)、ハビエル・パストーレ(PSG)、ウィリアン(チェルシー)といった大物選手を獲得したいと考えているという。
今夏非常に大きな動きを見せているユヴェントス。先日FCポルトからブラジル代表DFアレックス・サンドロを獲得して大きな額を支出したわけだが、更なる補強に動いているようだ。
その資金はどこから出るのか?という点を考えた場合には、先日報じられた「ポール・ポグバに英国方面から巨大なオファーが来ている」というレポートが気になるところだ。
ユヴェントスは放出を否定しているが、『The SUN』は「チェルシーが9500万ユーロ(およそ129億円)でポール・ポグバの獲得に向けて動いている」と報じている。
もしその売却が行われるようであれば、あと2、3人は獲得出来そうなものであるが、ここに来てポグバを放出するということも考えにくいところだ。