『Sky』は「イタリア・セリエAのインテルは、アトレティコ・マドリーのブラジル人DFギリェルメ・シケイラの獲得に向けて問い合わせを行った」と報じた。
今夏フィリペ・ルイスがチェルシーから復帰してきたことで、アトレティコ・マドリーでの立場が危うくなっているシケイラ。先日からユヴェントスへの移籍が近づいていると言われていた。
しかしその交渉は合意に至る直前でユヴェントス側の方針転換によって破談となり、彼の去就は宙に浮いた格好になっている。
そこで接近したのが、現在ロベルト・マンチーニ監督の下で「ワールドクラスのサイドバック」を探していると言われるインテルであるという。
かつてインテルの下部組織に所属していたこともあるシケイラはイタリアのパスポートも所有しており、外国人枠にも引っかからないという利点がある。
インテルは、先日ドメニコ・クリッシト(ゼニト)の獲得に動いたものの1500万ユーロ(およそ20.4億円)という価格に二の足を踏み、その交渉は停滞中。
また、『Gazzetta dello Sport』は「インテルは、レアル・マドリーのポルトガル代表DFファビオ・コエントラォンを獲得しようとしており、ジョルジュ・メンデス代理人に連絡を取っている」と報じている。
チーム内での立場が悪化しているコエントラォンは、現在アレックス・サンドロとの交換でポルトに移籍するのではないかと言われているが、ジョルジュ・メンデス代理人は移籍金があまり動かないこの取り引きに前向きではないとも。
その状況を狙い、インテルのピエロ・アウジリオSDは購入オプション付きのローンで獲得することが出来ないかをジョルジュ・メンデス代理人に問い合わせているという。