8月9日、『L'Equipe』など各メディアは「元ブラジル代表MFジーコ氏は、FIFAのオフィスを技術的な観点からのものに変えることを約束した」と報じた。
来年2月に行われることが決定しているFIFA会長選挙に出馬する方針を固めているジーコ氏。既にブラジルサッカー連盟からは支援の約束を取り付けている。
また記事によれば既にトルコ、インド、日本、ウズベキスタンとジーコ氏が働いてきた協会からは支援を受ける約束があるとのことだ(カタールが含まれていないところが少し気になるが……)。これによって立候補に必要な5協会の推薦が得られることになる。
『Veja』の取材に答えたジーコ氏は、自分には当選する資格はあると話し、FIFAのオフィスの風を変えると約束した。
ジーコ
「FIFAの会長は政治的であってはならない。技術的なオフィスでなくてはならない。政治家の者であったために何が起こったか? それは終わらせなければならないんだ」
「私は40年間サッカーの世界で働いてきた。選手をやっていた。リオデジャネイロの選手協会会長を務め、フラメンゴのディレクターを務め、日本では代表監督、技術顧問、スーパーバイザー、そしてアシスタントをやってきた。その資格はあると感じている」