7月30日、ブラジルサッカー連盟(CBF)は「次期FIFA会長選挙においてジーコ氏を支持する方針を決定した」と発表した。

5月末に行われた会長選挙で当選したゼップ・ブラッター氏が突如辞任の意向を示し、来年2月に新たな会長を選ぶ投票が行われることになったFIFA。

既にUEFA会長のミシェル・プラティニ氏、韓国サッカー協会名誉会長のチョン・モンジュン氏が立候補の意向を示しており、他数人に出馬の可能性があると言われている。

立候補の意向を示している一人が元ブラジル代表MF、元日本代表監督のジーコ氏。それに向けて先日支持を求める書簡を送っており、ブラジルサッカー連盟はそれを受け取り、要請に応える意向を示したとのこと。

ジーコ氏と連盟の間には確執があると言われており、支持の要請を受けない可能性が高いとも言われていたが、会長を務めているマルコ・ポーロ・デウ・ネロ氏はジーコ氏と前向きな話し合いを行ったという。

なお、立候補には世界各国のサッカー協会5つの推薦が必要になる。ジーコ氏は期限となる10月までにそれらの支持を集めるために世界中を飛び回ることになりそうだ。

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