『L'Equipe』は「FIFAの記者会見において、現職のゼップ・ブラッター会長は次回の選挙に出馬しないことを明言した」と報じた。

5月に行われた会長選挙でヨルダン王子のアリ・ビン・アル・フサイン氏を破り、5期目の当選を決めたゼップ・ブラッター会長。しかしその数日後に辞任を発表し、これを受けて新たな会長を選出するための選挙が行われることになった。

FIFA執行委員会においてそのスケジュールが決定され、2016年2月16日に行われることがアナウンスされた。

その記者会見ではイギリスのコメディアンであるリー・ネルソン(サイモン・ブロッドキン)がブラッター会長に対してドル紙幣の札束(もちろん偽モノ)を投げるというハプニングが発生して話題になったものの、同時に重要な発言も行われた。

以前スイスのメディアから「アジアやアフリカからの推薦を受け、再び会長選挙に打って出るのではないか」と推測されたブラッター会長が、『私は出ない。新しい会長の選挙になる。ミシェル・プラティニを含めた全ての候補者を応援する』と発表。どのような結果になってもFIFAは新たな道のりを歩むことが決定したと言える。

では、現在立候補の意向を示しているのはどのような人物なのか?『BT Sports』がまとめているのでご紹介する。

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