8月8日、『Sky』は「元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノは、サンプドリア加入に向けたメディカルチェックを受けている」と報じた。
昨季はパルマに所属していたものの、クラブの経営危機の影響を受けて給与を受け取ることが出来ず、シーズン半ばで退団を発表していたカッサーノ。
それから所属クラブがない状況が続いており、一時はアメリカや中東の噂も流れるほどになっていたが、ようやくイタリア国内での移籍先が決まりそうだ。
記事によればこれはサンプドリアのフロント主導で行われているものであるとのことで、監督を務めているヴァルテル・ゼンガ氏はカッサーノの加入に前向きだったわけではないようだ。
ただ、2008~2010年に所属していたかつての英雄の復帰であるため、クラブのファンにとっては歓迎出来る補強になりそうだ。年俸は70万ユーロ(およそ9500万円)になるとのこと。
マッシモ・フェレロ
(サンプドリア会長)
「私はわずか2年のために彼と契約するわけじゃない。彼は我々のシンボルになってくれる。偉大な人物であることを証明してくれるだろう」