8月1日、『Tuttosport』や『Calciomercato』など各メディアは「サンプドリアのマッシモ・フェレロ会長は、今夏就任したヴァルテル・ゼンガ監督の交代を検討しており、ルイージ・デルネーリ氏を後任候補と考えている」と報じた。

シニシャ・ミハイロヴィッチ氏がACミランに去ったため、ヴァルテル・ゼンガ氏を新たに監督に迎えたサンプドリア。リーグはまだ始まっていないのだが、ヨーロッパリーグではホームでヴォイヴォディナ(セルビア)に4失点し敗北。

その後ファンからの批判が相次いだことからツイッターのアカウントも閉鎖せざるを得なくなり、会長からの信頼も失ってしまったと報じられている。

そしてマッシモ・フェレロ会長が後任として検討しているのは、かつて「ミラクル・キエーヴォ」の立役者となり、ローマやユヴェントスでも指揮を執ったルイージ・デルネーリ氏であるという。彼は2009-10シーズンにサンプドリアを率いた経験も持っている。

チェーゼザレ・プランデッリ氏やロベルト・ドナドーニ氏、ヴィンチェンツォ・モンテッラ氏など様々な候補が挙がっているものの、彼らと契約することは給与面などで難しく、2013年にジェノアを解雇されてから現場を離れているデルネーリ氏が最有力となったようだ。

また、サンプドリアはさらに昨季パルマを退団してから所属クラブがない状況となっている元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノを獲得したいと考えているという。


彼もかつてサンプドリアに所属したことで知られ、デルネーリ監督の下でもプレーした。その際にはクラブとの問題を起こして契約解除されているが、現在ではデルネーリ氏との関係に問題はないとのことだ。

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