7月29日、『AFP』は「ヨルダン王子のアリ・ビン・アル・フサイン氏は、ミシェル・プラティニ氏がFIFA会長に就任するのは良いことではないと話した」と報じた。
昨日、現在UEFAの会長を務めているミシェル・プラティニ氏が、来年2月に行われるFIFA会長選挙に出馬する方針を発表した。
アジア、ヨーロッパ、北中米、南米の4協会から支持を取り付けていると言われるプラティニ氏は現在最も当選に近いと言われており、彼がゼップ・ブラッター氏の後を継ぐ可能性は高い。
しかし、5月の選挙でブラッターと戦い敗れたアリ・ビン・アル・フサイン氏は、現在の慣例に浸かったミシェル・プラティニが会長に就任するのは良いことではないと話し、もっと独立したリーダーが必要だと主張した。
アリ・ビン・アル・フサイン
(ヨルダン王子)
「ミシェル・プラティニはFIFAのためには決して良くはない。むしろサッカーのファンや選手達の方がふさわしいだろう」
「FIFAはスキャンダルに溢れている。我々は今慣れ親しんだビジネスを止めなければいけないんだ。密室で行われてきた試みを。そしてテーブルの下で行われる取り引きに終止符を打たなければならない」
「私は信じている。各地のサッカー協会の声を聞かなければいけないと。来週には、私はいったい何がサッカー界にとって最善であるのか、彼らと会談を設定する予定だ」
「新たなFIFAに必要なものは明確だ。独立したリーダーシップ。過去の慣例に冒されていないものだ」