7月22日、イタリア・セリエAのフィオレンティーナは「ブラジル全国選手権のボタフォゴからDFジウベルトを獲得した」と公式発表した。

契約について詳しく明かされていないものの、完全移籍であることは発表されており、メディアでは100万ユーロ程度が動いたのではないかと推測されている。

ジウベルト・モラエス・ジュニオール、通称”ジウベルト”は1993年生まれの21歳。ボタフォゴの下部組織出身であるが、昨年はインテルナシオナウに貸し出されてプレーした経験も持っている。右サイドを得意としている攻撃的なラテラウで、やや手癖は悪いもののスピードとパワーで前に持ち込んでいくプレーが魅力である。

これまでブラジル代表に入ったことはないものの、U-20~23の年代では招集されており、昨年のトゥーロン国際大会では右サイドバックのレギュラーを務め優勝に貢献している。

フィオレンティーナは先日DFステファン・サヴィッチをリーガ・エスパニョーラのアトレティコ・マドリーに放出する代わりにスペイン代表MFマリオ・スアレスを獲得しており、22日に立て続けの補強が決定することになった。

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