この冬、チェルシーからローンでフィオレンティーナへと移籍したエジプト代表MFムハンマド・サラー。

チェルシーではほとんど出場機会を得られなかったが、イタリアの地ではまるで水を得た魚のように躍動。バーゼル時代に見せたスピードを随所で発揮し、移籍後わずか1ヵ月少しですでに公式戦6ゴールをあげている。

そんなサラーは19日UEFAヨーロッパリーグのローマ戦に出場。敵地での試合を0-3とリードし迎えた47分、見る者の目を釘付けにするスーパードリブルを見せた。

自陣中央部でボールを拾ったサラーは、そこから1人でドリブルをスタートする。

背後から相手選手が迫っていたがそれをものともせず、あっという間に相手ペナルティエリアへと侵入。ここでようやく3人に包囲されたサラーだったが、華麗な身のこなしでさらりと交わしシュートを放った。惜しくもボールはクロスバーを叩きノーゴールに終わったが、もし決まっていたらシーズンベストゴール候補クラスのシーンであった・・・。

先日行われたコパ・イタリア準決勝1stレグでは2ゴールをあげ、ユヴェントスを粉砕したサラー。チェルシー時代の鬱憤を晴らすかのようなセンセーショナルな活躍を見せている。

なお、試合は0-3のままフィオレンティーナがイタリア勢対決を制し、アグリゲートスコア1-4でベスト8進出を決めた。

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