ダビド・デ・ヘア (70%)
国籍:スペイン
所属:マンチェスター・ユナイテッド
噂される移籍先:レアル・マドリー
「レアル・マドリーへの移籍まで、もう一歩」、という報道が欧州を駆け巡っていたにも関わらず、決定的な情報が出てきていない。マンチェスター・ユナイテッドが、「ロリスを後釜としてピックアップしている」事はフランス紙、英国紙を見ていれば解るように、恐らく事実。レキップによれば、既に移籍金についてもトッテナム側と口頭での合意が済んでいるらしい。
しかし、肝心のデ・ヘアの移籍交渉は停滞中。そうなってくると問題は、マンチェスター・ユナイテッド側というよりレアル・マドリー側にあると考えるのが妥当かもしれない。
チームの象徴であるカシージャスの移籍先としては、英国のタブロイドを中心にアーセナルやスパーズなどが挙げられているが、具体性は無い。カシージャスの移籍先が決まってこないということもあり、デ・ヘアの移籍が難しくなっているのかもしれない。
また、「デ・ヘア放出に伴って、セルヒオ・ラモスの獲得話などが出てきている」ことなどによって、マンチェスター・ユナイテッド側が強気に出ているという話も増えてきている。明らかに飛ばしではあるが、チェルシー側にクルトワ獲得について接触したという話も出てきているように、マンチェスター・ユナイテッドが相当に高い移籍金を要求している可能性は高い。
「様々な報道との絡みで、マンチェスター・ユナイテッドが強気の態度に出ていること」
「カシージャスの行き先が決まっていないこと」
この2つが、デ・ヘアの移籍を複雑にしているのではないだろうか。
アントワーヌ・グリーズマン (5%)
国籍:フランス
所属:アトレティコ・マドリー
噂される移籍先:チェルシー、バイエルンなど
アトレティコにとって、グリーズマンはアンタッチャブルな選手だろう。結果的に売ることを目指していると仮定しても、来季は更なる値上がりが予想される選手だけに、アトレティコが現段階で手放す可能性は限りなくゼロに近い。
アトレティコというクラブ自体も欧州の舞台での存在感を急激に高めており、その中で彼は新チームの中核を担うことになるだろう。マンジュキッチのユベントス移籍とミランダのインテル移籍が決定し、アルデルヴァイレルトの売却が噂されていることもあり、ここからのアトレティコは売りではなく買いに走るはずだ。
実際、チェルシーとバイエルンは興味を持っているものの、撤退しているようだ。チェルシーは交渉の駒として、フィリペ・ルイスを保有しているものの、それでも不十分だったらしく、アルデルヴァイレルトの獲得にシフトしている。