先月30日にニュージーランドで開幕したFIFA U-20W杯も7日までにグループステージの全日程を終了し、決勝トーナメントへ進出する16ヶ国が出揃った。

今大会際立っているのが欧州、アフリカ勢の躍進で、それぞれ6・4ヶ国全てが各組を通過し強さを示している。南米勢はやや苦しんだが、ブラジル、コロンビア、ウルグアイの3ヶ国が突破。唯一、南米王者のアルゼンチンが3位で敗退する波乱があったほか、北中米の雄メキシコも最下位で大会を去ることに。

また、開催国ニュージーランドが4度目の出場で初めて決勝トーナメント進出を決めている。

さて、先日「U-20ワールドカップのアジア勢がヤバイ」のなかで、アジア勢の4ヶ国が2節終了までに8戦全敗(5得点29失点で得失点差-24)と、惨憺たる結果になっていることをお届けしたが、最終節の結果はどうなったのであろうか。

早速、4ヶ国のグループステージ3試合の結果をご覧いただこう。

ミャンマー

vs.アメリカ 1-2
vs.ウクライナ 0-6
vs.ニュージーランド 1-5

カタール

vs.コロンビア 0-1
vs.ポルトガル 0-4
vs.セネガル 1-2

北朝鮮

vs.ハンガリー 1-5
vs.ナイジェリア 0-4
vs.ブラジル 0-3

ウズベキスタン

vs.ホンジュラス 3-4
vs.ドイツ 0-3
vs.フィジー 3-0

・・・ミャンマーは先制したものの開催国ニュージーランドに1-5で大敗。カタールも善戦したがセネガルに惜敗し、北朝鮮は王国ブラジルに0-3で敗れた。

唯一結果を残したのは中央アジアのウズベキスタン。先日ホンジュラスを3-0で破る番狂わせを演じたフィジーに3-0で快勝し、今大会のアジア勢初勝利をあげるとともにグループ2位で決勝トーナメントへの進出を決めた。

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