先月30日にニュージーランドで開幕したFIFA U-20W杯は、2日より第2節に突入。グループBのオーストリア対パナマの試合でこんなシーンがあった。
2-1とオーストリア代表のリードで迎えた後半、パナマ代表のルイス・ペレイラがジャンプ一番スーパーセーブ!なんて反応だ!・・・ってGKは手前に……。
公称172cmと小柄なペレイラは2010年W杯の準々決勝、ウルグアイ対ガーナでのルイス・スアレスを彷彿とさせる超反応で相手の決定機を阻止したが、もちろんこれは反則。オーストリアにPKが与えられペレイラは一発退場となった。
このPKをパナマの守護神、ハイメ・デ・グラシアがこの試合2本目となるストップで失点を防いだため、このまま勝ち点を得ればまさにウルグアイの再来!となるところであったが、実はパナマはペレイラが2人目の退場。
9人での戦いを余儀なくされたチームは終盤に攻勢を見せたものの、2-1のスコアのまま敗れている。