5月29日、アメリカ合衆国サッカー協会会長のスニル・ガラティ氏は、自身のツイッターで「協会はFIFA会長選挙においてプリンス・アリ氏に票等する方針を固めた」と公式発表した。

現職のゼップ・ブラッター氏は欧州、南米以外へマーケットを広げることに熱心であり、アメリカでの再度のワールドカップ開催にも乗り出していると言われていた。

しかしアメリカサッカー協会会長のガラティ氏は、28日のニューヨーク・タイムズ紙の取材に対して以下のように答えている。

「将来的にはアメリカがホストするワールドカップを見たいか?それはもちろんYESだ。しかし、私のためにも、アメリカのサッカーのためにも、FIFAとCONCACAFにはより良いガバナンスが必要だ。

それは、我々が将来大きなサッカーの大会をホストするかどうかよりも、遙かに重要なことだ。

ジェフリー・ウェブの逮捕は衝撃だった。起訴事実に関与した人をたくさん知っているが、ジェフは最も親しい付き合いがあった。

起こったことの全て――これらの多くの出来事は、非常に恥ずかしいことだ。無様だ。その言葉が全てだよ」

また、ニュージーランドサッカー協会のマーク・アスプデン氏も声明を発表し、本日の選挙でプリンス・アリを支持する方針であることを明かしていると『L'Equipe』などが伝えている。

「過去48時間に発生した出来事――サッカーを愛する全ての人に痛みを与えた出来事を考えれば、ニュージーランドサッカー連盟としては、可能な限り速やかにFIFAの内部を再構築しなければならないと考えている。

執行委員会は、実際に変革を行うためには新しい会長を迎えるほかないと考えており、それはプリンス・アリ・ビン・アル・フサインを支援することである」

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