5月13日、『L'Equipe』など各メディアは「アジアサッカー連盟の事務総長を務めていたアレックス・スーサイ氏が職務停止処分を受けた」と報じた。
ダト・アレックス・スーサイ氏は元プロサッカー選手というキャリアを持ち、2008年からAFCの事務総長を務めてきた人物である。
しかし、2012年に彼とブライアン・クアン・ウィー・フン(AFCファイナンシャルディレクター)、マイケル・ジョン・プライド(FIFA調査員)との間で行われた会談の中でビン・ハマム会長(当時)の贈収賄を隠蔽するよう要求していたことが4月にメディアで公表され、大きな話題になった。
先日バーレーンで行われたインタビューで中国でのワールドカップ開催を訴えていたアレックス・スーサイ氏であったが、そのわずか数日後に職務を追われることになった。
なお、これらの事件に対する詳細な調査が行われている間は副事務総長のウィンザー・ジョン氏が暫定的に後を引き継ぐことが決定している。