5月1日、『AFP』は「アジアサッカー連盟の事務局長を務めているアレックス・スーサイ氏は、中国がワールドカップをホストすることを望んでいると話した」と報じた。

2002年大会でワールドカップに出場したものの、その後は低迷し予選敗退が続いている中国。一時期は国内リーグの大規模な八百長問題が発覚し、評価が地に落ちたことも。

しかしこのところは経済的にも飛躍的に豊かになり、広州恒大はACLで優勝を果たし、代表チームもようやくアジアカップでいくらかの結果を残した。

習近平主席もサッカーの強化に積極的であると報じられており、現在は2026年大会、2030年大会の開催国に立候補するかどうかを議論している最中であると言われている。

アレックス・スーサイ氏はバーレーンでのインタビューに対して以下のように答え、中国がワールドカップをホストすることを望んでいると話した。

アレックス・スーサイ AFC事務局長

「中国はワールドカップをホストするための全てのものを備えている。彼らは施設を持っている。基盤を持っている。経済力もある。誰も中国を否定することは出来ないと思うよ。

私は彼らがポテンシャルを備えていると信じている。アジアは常に中国をバックアップする。上手くいけばワールドカップをホストできるだろうし、それは中国サッカーをさらに推進させるものとなるだろう。

(アンディ・ロクスバラ氏をAFCのテクニカルディレクターに招へいしたことについて)

我々はアジアのチームが2022年大会で恥ずかしいことになって欲しくない。アジアの夢はワールドカップで優勝することだ。そのためにアンディを連れてきた。

我々は知っている。アンディはUEFAでそれをやってきた。アジアでもそれを出来る人物である。彼に大きなプレッシャーは与えないが、しかし大きな経験と知識を備えていることは知っている」

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