6日、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)はグループ第6節が行われ日本勢ではガンバ大阪、柏レイソルが決勝トーナメント進出を決めた。
ガンバ大阪が所属するグループFではガンバ大阪、城南、ブリーラム・ユナイテッドの3チームが勝ち点10で並び、ACLのルールによりガンバ大阪と城南が次のラウンドへ駒を進めた。
通常、この様場合は得失点差が考慮されブリーラム・ユナイテッド(+5)、ガンバ大阪(+3)の2チームが勝ち抜けになるのが一般的、しかし、実際はガンバ大阪が1位、城南が2位となりブリーラム・ユナイテッドの敗退が決まった。
グループFの最終結果(ブリーラム・ユナイテッド公式サイトより)
この結果は、当該チーム同士の勝ち点が並んだ場合は当該チーム同士の対戦成績を比べるというアジアチャンピオンズリーグのレギュレーションによるもの。
当該チーム同士の対戦における、勝ち点の多少
当該チーム同士の対戦における、得失点差
当該チーム同士の対戦における、ゴール数の多少
当該チーム同士の対戦における、アウェーゴール数の多少
1から4を、(全ての順位が決まるまで)繰り返し適用する。決められない場合は、下記6以降を適用
当該チームのグループ全試合における、得失点差
当該チームのグループ全試合における、ゴール数の多少
ここまで参照し、それでも2クラブが差がつかず、さらにその両方が同じ試合会場にいる場合は、PK戦を行う
警告および退場処分になった回数をポイント化(警告=1ポイント、2回目の警告による退場=3ポイント、いわゆる一発退場=3ポイント、警告に続いて退場=4ポイント)し、ポイントの少ない方を上位とする
AFCランキング(国・協会別)の順位の高い方の所属チームを上位とする
上記のレギュレーションを適用した結果、
ガンバ大阪 2勝1分け1敗 勝ち点7
城南 2勝2敗 勝ち点6
ブリーラム・ユナイテッド 1勝1分け2敗 勝ち点4
となりブリーラム・ユナイテッドは敗退が決まってしまった。
ブリーラム・ユナイテッドはこの件についてwebサイトにて「次の戦いに向けてベストを尽くします」とコメントを残している。