9月18日、AFCチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグが開催された。
タイに乗り込んでブリーラム・ユナイテッドと戦ったエステグラルは、1点を先に失うも2点を取り返し逆転。トータルでも3-1と上回りベスト4へと進出した。
しかし試合後、エステグラルを率いているアミル・ガレノイー監督は、前日にタイのファンの妨害によって睡眠を取ることが出来なかったと話し、正式に抗議する予定であることを明かした。
PLDC
アミル・ガレノイー エステグラル監督
「とりあえず、ここまでの力を見せたチームを持っているということには祝福の言葉を送りたい。しかし、タイの人々がこれらのクラブに警告することを望む。そうすれば、フェアプレーやスポーツマンシップという概念が普及できるのではないか?
ビジターのチームには、平穏が必要なんだ。とりわけホテルではね。
昨夜の11時ごろ、騒音をまき散らして妨害しようとする集団がホテルに現れたんだ。我々の職員が彼らに止めてくれと言ったのだが、彼らはより大きな騒音を発するようになった。
ホテルのスタッフは、我々の部屋が3~4回にあることを知っていた。しかし、暴徒が我々のフロアに入って騒音を出し、ダンスを続けることを許している。これらは午前3時まで続いた。その間我々は全く睡眠を取ることが出来なかった。
我々はこれらの出来事をビデオに記録している。ブリーラム・ユナイテッドに対して正式な抗議を行うつもりだ。
ロッカールームでは、技術的側面の話は何もしなかった。その代わり、心理的な部分の準備を高めようとして、我々はイラン人であると伝えた。イランの情熱をピッチ内でぶつければ、きっと勝てるとね。
私の最も大きな野心のうちの一つが、AFCチャンピオンズリーグの優勝だ。我々はその可能性を持っている。神が味方してくれれば、きっとそれを達成できると考えている」
なお、イランリーグは今週末に予定されていたエステグラルの試合を延期することを決定。そのためエステグラル選手団は、タイでの試合を終えた後、直接準決勝を戦う韓国へと飛んでいる。