マンチェスター・ユナイテッドは夏の移籍ウィンドウで総額370億円を投じて大型補強を実現させたいと考えているようだ。
ジョゼ・モウリーニョ率いるチェルシーの優勝が決定しているイングランドのプレミアリーグ。ユナイテッドの指揮を執るルイス・ファン・ハールには「再建中」という免罪符があったものの、2シーズン目は優勝を目指すことが義務となる。
ファン・ハールとしては自らの望む戦力を揃えてクラブやサポーターの期待に応えたいところだが、既にPSVのオランダ代表FWメンフィス・デパイの獲得が内定。次なる補強が誰になるのか話題になっているが、総額2億ポンド(およそ370億円)で5人の選手の獲得を目指すことになると『Express』が報じている。
1人目の候補はレアル・マドリーのウェールズ代表アタッカー、ギャレス・ベイル。今シーズンのベイルはレアル・マドリーで存在感をあまり発揮できておらず、プレミアリーグに戻るのではないかという噂が根強く流れている。既にこのポジションにはデパイを獲得しているものの、プレミアリーグで抜群の実績を誇るベイルが加入するとなれば、非常に心強いだろう。
今シーズン、モナコからローンでラダメル・ファルカオを獲得したユナイテッドだが、ファルカオはプレミアリーグに馴染むのに苦戦。ロビン・ファン・ペルシーも年齢による衰えを隠せず、ストライカーの整備は課題の一つである。そんな補強ポイントを埋める獲得候補がPSGのウルグアイ代表FW、エディンソン・カバーニだ。カバーニは移籍を希望していると噂されており、ユヴェントスやアーセナルも興味を示している。彼を獲得できれば、ユナイテッドの攻撃陣は改善されるに違いない。