『Omroep Brabant』は「マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が合意に達したオランダ代表FWメンフィス・デパイは、パリ・サンジェルマン入りが目前だった」と報じた。
5月7日、PSVアイントホーフェンは公式サイトで「マンチェスター・ユナイテッドとの間で行っていたメンフィス・デパイの移籍交渉が合意に達した」と発表した。移籍金は3100万ユーロ(およそ40億円)ではないかと報じられている。
今季エールディビジで得点を量産しているデパイに対しては、多くのクラブが興味を示していると報じられており、リヴァプールなどが接近しているという噂があった。
PSVのスポーツディレクターを務めているマルセル・ブラント氏は取材に対して以下のように答え、直前までパリ・サンジェルマンへの移籍に近づいていたことを明かした。
マルセル・ブラント
「(移籍について)
我々は彼を育てた。マンチェスター・ユナイテッドが獲得を発表すれば、それは大きな賛辞ではある。しかし、一人の良い選手を失ったということだ。幾らのお金を残していくかという点については明かせないが、大きな取り引きだ。
(移籍先について)
パリ・サンジェルマンは、冬の前には既に合意に近づいていた。もし2日前に『デパイはどこに行く?』と聞かれていたら、パリ・サンジェルマンだと答えただろう。
マンチェスター・ユナイテッドはこの48時間で関心を強めてきた。最終的には選手が何処に行きたいかを決める。そして、それがマンチェスター・ユナイテッドだった」