4月18日、『Punch』は「元ナイジェリア代表DFのアイザック・セミトジェ氏は、連盟がスティーヴン・ケシ氏と再契約しようとしていることを批判した」と報じた。
2014年ワールドカップでナイジェリアの指揮を執ったことで知られるスティーヴン・ケシ氏は、その後契約を解除されたものの、新たな会長の就任によって再契約が結ばれる可能性が高いと言われている。
90年代に活躍し代表キャプテンを務めた経験も持つセミトジェ氏は、取材に対してスティーヴン・ケシ氏と再契約してはいけないと話した。
アイザック・セミトジェ 元ナイジェリア代表DF
「スティーヴン・ケシは仕事が欲しくてたまらないようだね。ナイジェリア連盟が彼の仕事に興味を持っていないことは明白だ。
代表チームを率いることは、ケシの生まれながらに持っている権利ではない。連盟は彼を拒絶しなければならない。ケシも、連盟から支持されていないのだから、それを拒絶すべきだ。
ケシは仕事をくれる連盟にまとわりついて、他のナイジェリア人コーチの邪魔をすることを止めなければいけない。
我々の国のサッカーを開発することに興味を持っているなら、優秀な選手を発見するためにアカデミーを建てるべきだ。
アフリカネイションズカップに勝ち、ワールドカップに出場できたのだから、ケシは新しい挑戦を必要としているはずだ。自分自身を証明するために、外国へ行き、そのリーグでクラブを率いなければいけない。
オースティン・エグアヴォエン(現ゴンベ・ユナイテッド監督)は海外のクラブチームを率いていた。ケシはそれを真似なければいけないよ。
代表チームに戻るのであればその後だ。サムソン・シアシアは2012年のアフリカネイションズカップ予選突破を逃したあとクビになったが、後にU-23の監督として戻ってきた。
ケシはナイジェリア代表を率いることに命を賭けてはいけない」