現地時間15日、アンフィールドでヒルズボロの悲劇追悼セレモニーが行われた。
Powerful images that tell the story of Hillsborough during the past 26 years:
http://t.co/3nVq2KPoyz pic.twitter.com/Encu5tzTPV
— Liverpool FC (@LFC)
2015, 4月 15
Browse through a gallery of images from today's Hillsborough memorial service at Anfield
http://t.co/rkJI7WjElX pic.twitter.com/iFIweaMQfY
— Liverpool FC (@LFC)
2015, 4月 15
「英国フットボール史上最悪の事故」と呼ばれるヒルズボロの悲劇。1989年4月15日、ヒルズボロ・スタジアムで行われたFAカップ準決勝リヴァプール対ノッティンガム・フォレスト戦では大規模な群衆事故が発生し、96名もの死者と800名近い負傷者を出した。
リヴァプールでは毎年4月15日になると、アンフィールドで追悼式典を開催している。この行事にはクラブの選手も参加が義務付けられており、近年ではエヴァートンの関係者も出席している。そう、4月15日は英国フットボール界が心を一つに通わす日でもあるのだ。
追悼式典は今年で26回目。昨年も素敵な画像でその荘厳なムードをお届けしたが、今年もやはり胸にしみるシーンがあった。
例年このセレモニーではリヴァプールのサポーターズソングである『You'll Never Walk Alone』を参加者で合唱するのだが、その光景が素晴らしかった。
「ヒルズボロ・ファミリー・サポート・グループ」のマーガレット・アスピナルさんのスピーチに続いて登場したのは、アーティストのニール・マクホールさん。
マイクを手に取り『You'll Never Walk Alone』を歌い、KOPスタンドに出席したサポーターが心を一つにして犠牲者を偲んだ。
この事故により、従兄弟を亡くしているスティーヴン・ジェラードはおそらく今回がリヴァプールの選手として出席する最後の式典となるだろう。
Posted by Liverpool FC on 2015年4月15日
ヒルズボロの悲劇から26年を迎えた15日、エヴァートンやマンチェスター・シティ、またマンチェスター・ユナイテッドといったライバルチームが一斉にソーシャルメディア上でリヴァプールへの連携を表明し、犠牲者に対して哀悼の意を捧げた。
遠く離れた日本からも、この事故でお亡くなりになった96人の犠牲者の方々のご冥福を深くお祈り申し上げます。
'Hands Across the Park' - how Reds and Blues stood shoulder to shoulder after Hillsborough:
http://t.co/gmuDN5823Q pic.twitter.com/BrsfWh7kjM
— Liverpool FC (@LFC)
2015, 4月 15
※なお、この記念式典の模様はリヴァプールのクラブTV『LFC TV』で無料で確認できます。こちらのURLからどうぞ。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ