3月31日、『BBC』や『L'Equipe』など各メディアは、「チュニジアサッカー連盟(FTF)がアフリカサッカー連盟(CAF)に謝罪し、2017年アフリカネイションズカップへの参加を許された」と報じた。

これらの問題は先日行われた2015年アフリカネイションズカップでの事件である。赤道ギニアとの準々決勝に臨んだチュニジアは、延長戦の末に2-1で敗北し大会を去った。

しかしその試合ではホームである赤道ギニア寄りの判定が行われたことにより、チュニジアの選手は審判への激しい抗議を行っており、FTFもCAFにこれらの問題を突きつけていた。

CAFはそれを受けて試合を裁いていたモーリシャスの審判ラジンドラパルサド・セ-シュルン氏を6か月の資格停止処分にしていたが、その一方でチュニジア側の抗議に対しても「5万ドルの罰金を支払い、謝罪をしなければ次回大会の予選から追放する」と通告していた。

チュニジアは当初その脅しには屈しないと態度を硬化させていたが、最終的には国際スポーツ裁判所に訴えることを断念し、CAFに謝罪を行ったとのことである。

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