また、一方でイタリア方面からもパルマの購入に向けた動きが確認されているようだ。『Tuttosport』は23日に「投資家のアルフレッド・スカッシャ氏がパルマの株式を買い取ることに興味を示しており、クラブ管理者と会談を行う」と報じた。
アルフレッド・スカッシャ氏は弁護士であり、12の法律事務所とロンドンに不動産会社を所有している実業家でもある。以前フロジノーネの会長だったこともあり、サッカー界との関係も深い。
彼については破産宣告の以前からパルマを購入するのではないかという噂があったが、夫妻などの状況がはっきりすることがなかったために一時買収を断念している。
ただ裁判所がパルマに破産宣告を行い状況が明らかになったことから、再び買収を考えるようになっており、管理者との会談に向かう可能性が示唆されている。
債権者委員会のアレッサンドロ・ルカレッリ氏は記者会見で「3月26日に何があるかを見てみよう」と話しており、本日の動きに注目である。