3月18日、『La Repubblica』は「3月19日に予定されていたパルマFCの公聴会は、ジャンピエトロ・マネンティ会長が逮捕されたために延期される可能性が高い」と報じた。
先月パルマの会長に就任したジャンピエトロ・マネンティ氏は、18日にマフィアの資金をクラブに投資しようとした疑いにより警察に逮捕、拘留された。
パルマの経営が回復可能かどうかを判断するための公聴会は3月19日に行われる予定であったが、逮捕されたことによって会長がこれに出席できなくなっている。
そのため、裁判所はマネンティ氏が出席可能になるまで、あるいはその代理となる人物が割り当てられるまで、公聴会自体を延期しなければならない状況となった。
経営の見通しが立たない中で会長も逮捕されるという泥沼状態にあったパルマであるが、これによって図らずも判断が下されるまでの期間が延長されることになりそうだ。
なお、延期されていたウディネーゼ戦、ジェノア戦に関しては4月8日、15日に開催されることが決定されている。