―ザルツブルクでは2006年から2009年にかけて、他にも1人日本人選手がプレーしているね。宮本恒靖だ。移籍する前、彼とは話した?
南野「もちろん彼のことはJリーグの時から知っていたよ。
しかし、彼は違うチームでプレーしていて、連絡を取ったことはないんだ。
彼は日本ではとてもよく知られた素晴らしい選手だ。ザルツブルクでのプレーは、彼のキャリアの中でも重要なものだ」
―トレーニングキャンプでは、シュテファン・イルサンカーと同部屋だったね。それはザルツブルクでの新たな生活にとってどれくらい重要だった?
南野「とても重要だったよ!
シュテファンはとてもいい友達になったし、最初の最初から僕を助けてくれたよ。
僕らは言葉も問題なかった。ドイツ語と英語、日本語を混ぜ合わせ、なんとかお互いで理解しあったね」
―ナイフとフォークでごはんを食べるのに問題があるとシュテファンは言っていたけれど・・・
南野「うん、その通り。
日本ではそういった刃物類は使わないけど、ここでは使う。ナイフとフォークでパスタを食べたことなんて一度もないよ。
僕にとっては総合的に新しい場所だね。トレーニングキャンプでチームは僕のために何膳かのお箸を用意してくれて、なんとか飢えを凌いだよ(笑)
ヨーロッパの料理には慣れつつある。日本では魚と米がよく食べられてるけど、もちろんここではパスタや肉が多いね」
―今週土曜日は、ホームでのシュトゥルム・グラーツ戦です。対戦相手について知っていることは?
南野「オーストリアのトップチームの一つで、良いサッカーをするチームだってこと。
しかし、ザルツブルクで試合をする際は、いつも(ザルツブルクの)試合を難しくすると聞いた。
勝利してゴールを奪ったり、少なくともアシストができればいいね。どの試合も楽しみです!」