―ファーストシーズンの目標は?
南野「大きな目標は、レッドブル・ザルツブルクでレギュラー選手になってタイトルを獲得すること。
このチームと名誉を勝ち取るために僕はここに来た。
ヨーロッパの舞台で快くプレーしたかっただけに、ビジャレアルとの試合でELから敗退したことは残念だ。
けれど、(リーグ戦で)優勝することを仮定すれば、来シーズンはUEFAチャンピオンズリーグに出場したいと思っているよ!」
―あなたの移籍、日本ではどんな反応だった?
南野「メディアではほどほどに取り上げられたけど、僕のヨーロッパへの挑戦は広く知られた。
僕の幸運と活躍を祈るファンからメールをたくさんもらった。僕にとって大きな冒険であり、大きなチャレンジだ」
―メディアはすでに、あなたを『日本のネイマール』と呼んでいるね。そういった褒め言葉をどう思ってる?
南野「全く分からないよ。メディアが伝えることに気を配ることは一切ない。
事実であるのは、ネイマールが世界でベストな選手の1人で、僕はまだキャリアをスタートさせたばかりだということ。
自分自身と彼を比べようとは全く思わない。もし僕がなんとか彼と同じくらいの選手になれれば、その言葉を快く受け取るよ」
※公式ページでは"I am just at the star of my career"としているが、おそらく"star"ではなく"start"
―あなたは攻撃的なポジションならどこでもプレーできますね。最もハッピーだと感じるのはどこ?
南野「僕は日本で全ての攻撃的なポジションでプレーしたと思っている。左ウイング、右ウイング、そして真ん中。
スピードとアシスト能力を最も効果的に発揮できるウイングのポジションが一番好きだね」
―そのポジションは(新加入の)ケヴィン・カンプルがプレーしているね。そういった期待にプレッシャーはかからない?
南野「どうか怒らないでほしいんだけど、僕は自分をケヴィン・カンプルとも比較したくないんだ。
僕らはプレースタイルが似ているけれど、完全に違った個性を持つ。事実であるのは全てをチームに捧げ、可能な限り長所を磨くということさ」
―自身の長所は何ですか?
南野「僕はドリブルがとても上手く、しっかりとしたシュートを持っていると思ってる。
1対1のシチュエーションでスピードを使うことができ、守備でもそうすることができる。
ボールを奪い返してすぐに攻撃できるよう準備しつつ、僕は常に守備を手助けすることもできる」